内容紹介
好評『改訂版 Workで学ぶ保育原理』の最新改訂版!
こども家庭庁創設および児童福祉法等の改定を受け、「改訂2版」として発刊しました。
学生が自ら積極的に学べるよう、書き込み形式の課題を多く取り入れたWork形式の実践的「保育原理」テキストです。
「保育原理」という科目は、養成校の教員の講義を聞くことなどを中心として学習を進める講義科目です。 しかし、受け身で授業を聞いているだけで学べる内容ではありません。 保育における基本や歴史、今日の課題などを自発的にしっかりと学び、一人一人が自分自身の保育に対する考えをもてるように学びを広げていかなければなりません。
本書では、みなさんに必ず理解してほしい事柄を解説し、さらに課題(Work)を各自で考え、調べながら書き込み、自分だけのテキストをつくり上げる形で構成しています。
保育者は、子どもの幸せのために、そして、子どもの最善の利益のために、また、一人一人のwell-being(心身と社会的な健康)を目指し、日々、目の前の子どもや保護者に向き合い子育てを支えています。保育の場は、子どもと保育者が共に生活をしている場であり、子どもの最善の利益だけが大切にされる場ではなく、子どもと共に在る保育者も専門職として幸せを感じながら仕事し、生活も充実していることも大切なのです。将来、子どもの傍らに在る自分はどのような自分でありたいか、そのために今、何をすべきかをしっかり前向きに考えながら学んでほしいと願っています。
※本書は書き込みワーク形式の書籍ですが、書籍内に解答はございませんのでご注意ください。
目 次
はじめに ― 本教科の位置づけ
Ⅰ 発達観から保育を学ぶ
Unit1 保育の方向性と保育実践の基礎となる発達観
1. 日本の教育・保育の方向性
2. 保育実践の前提となる発達観
Ⅱ 保育実践の現状から学ぶ
Unit2 保育に関する諸法令などからみる保育の原理
1. 保育所・幼稚園・認定こども園とは
2. 保育に関連する諸法令の体系
3. こども基本法
Unit3 保育所保育指針、幼稚園教育要領、教育・保育要領にみる保育の原理
1. 幼稚園教育要領、保育所保育指針、教育・保育要領の変遷
2. 保育所保育指針、幼稚園教育要領、教育・保育要領の比較
Unit4 養護と教育の一体化について
1. 養護と教育の一体化した営みとしての保育
2. 保育における「養護」と「教育」の意味
Ⅲ 保育実践の基本と課題から学ぶ
Unit5 保育実践の基本構造について
1. 乳児保育と保育内容
2. 1歳以上3歳未満児の保育内容
3. 保育内容のもつ基本的な特質① ― 共同性
4. 保育内容のもつ基本的な特質② ― 総合性
5. 保育内容のもつ基本的な特質③ ― 計画性
Unit6 多様な保育内容とその方法
1. A保育園の実践について
2. B保育園の実践について
3. C保育園の実践について
4. 園の理念によって保育内容が変わる
Unit7 子育て支援について学ぶ
1. 保護者に対する支援
2. 保護者支援・地域子育て支援
3. さまざまなニーズへの対応
Ⅳ 保育の歴史から思想と意義を学ぶ
Unit8 西洋と日本の保育の創成期
1. ヨーロッパにおける保育の創成期
2. 乳幼児期の教育に影響を与えた人物
3. 日本における保育の創成期
Unit9 西洋の保育実践の発展過程
1. 欧米でさまざまな実践を試みた人物
2. 児童の福祉と教育の発展に貢献した人物
Unit10 日本の保育実践の発展過程
1. 日本における保育の発展期① ― 保育の実践を支える制度に焦点をあてて
2. 日本における保育の発展期② ― 保育を探究し、さまざまな実践を試みた人物
3. 大正期における教育運動とその背景
Unit11 倉橋惣三に学ぶ ― 児童中心主義の保育を探る
1. 『幼稚園真諦』の「序」にみる保育の基本姿勢
2. 倉橋の保育に対する理念と方法論
3. 『幼稚園真諦』にみる誘導保育論
資料 保育の歴史に関する人物相関マップ
Ⅴ これからの保育を考える
Unit12 保育者の在り方を考える
1. 『育ての心』から保育者の在り方を考える
2. 保育者の役割と責務 ― 全国保育士会倫理綱領
Unit13 これからの保育に向けて
1. これから求められる力とは
2. “子どもの最善の利益”を理解する
3. 待機児童問題について理解する
4. 子どもの貧困について理解する
5. 諸外国の保育の現状に目を向ける
Ⅵ 本書での学びの確認
Unit14 「保育原理」確認テスト
確認テストⅠ
確認テストⅡ
確認テストⅢ
確認テストⅣ
確認テストⅤ
おわりに ― 子どもの命と将来の可能性を担う教育職・保育職に就くには
巻末資料① 保育所保育指針[全文]
巻末資料② 幼稚園教育要領[全文]
巻末資料③ 幼保連携型認定こども園教育・保育要領[全文]
巻末資料④ 全国保育士会倫理綱領[全文]
※本書掲載の課題の解答は書籍内にはありません。
Ⅰ 発達観から保育を学ぶ
Unit1 保育の方向性と保育実践の基礎となる発達観
1. 日本の教育・保育の方向性
2. 保育実践の前提となる発達観
Ⅱ 保育実践の現状から学ぶ
Unit2 保育に関する諸法令などからみる保育の原理
1. 保育所・幼稚園・認定こども園とは
2. 保育に関連する諸法令の体系
3. こども基本法
Unit3 保育所保育指針、幼稚園教育要領、教育・保育要領にみる保育の原理
1. 幼稚園教育要領、保育所保育指針、教育・保育要領の変遷
2. 保育所保育指針、幼稚園教育要領、教育・保育要領の比較
Unit4 養護と教育の一体化について
1. 養護と教育の一体化した営みとしての保育
2. 保育における「養護」と「教育」の意味
Ⅲ 保育実践の基本と課題から学ぶ
Unit5 保育実践の基本構造について
1. 乳児保育と保育内容
2. 1歳以上3歳未満児の保育内容
3. 保育内容のもつ基本的な特質① ― 共同性
4. 保育内容のもつ基本的な特質② ― 総合性
5. 保育内容のもつ基本的な特質③ ― 計画性
Unit6 多様な保育内容とその方法
1. A保育園の実践について
2. B保育園の実践について
3. C保育園の実践について
4. 園の理念によって保育内容が変わる
Unit7 子育て支援について学ぶ
1. 保護者に対する支援
2. 保護者支援・地域子育て支援
3. さまざまなニーズへの対応
Ⅳ 保育の歴史から思想と意義を学ぶ
Unit8 西洋と日本の保育の創成期
1. ヨーロッパにおける保育の創成期
2. 乳幼児期の教育に影響を与えた人物
3. 日本における保育の創成期
Unit9 西洋の保育実践の発展過程
1. 欧米でさまざまな実践を試みた人物
2. 児童の福祉と教育の発展に貢献した人物
Unit10 日本の保育実践の発展過程
1. 日本における保育の発展期① ― 保育の実践を支える制度に焦点をあてて
2. 日本における保育の発展期② ― 保育を探究し、さまざまな実践を試みた人物
3. 大正期における教育運動とその背景
Unit11 倉橋惣三に学ぶ ― 児童中心主義の保育を探る
1. 『幼稚園真諦』の「序」にみる保育の基本姿勢
2. 倉橋の保育に対する理念と方法論
3. 『幼稚園真諦』にみる誘導保育論
資料 保育の歴史に関する人物相関マップ
Ⅴ これからの保育を考える
Unit12 保育者の在り方を考える
1. 『育ての心』から保育者の在り方を考える
2. 保育者の役割と責務 ― 全国保育士会倫理綱領
Unit13 これからの保育に向けて
1. これから求められる力とは
2. “子どもの最善の利益”を理解する
3. 待機児童問題について理解する
4. 子どもの貧困について理解する
5. 諸外国の保育の現状に目を向ける
Ⅵ 本書での学びの確認
Unit14 「保育原理」確認テスト
確認テストⅠ
確認テストⅡ
確認テストⅢ
確認テストⅣ
確認テストⅤ
おわりに ― 子どもの命と将来の可能性を担う教育職・保育職に就くには
巻末資料① 保育所保育指針[全文]
巻末資料② 幼稚園教育要領[全文]
巻末資料③ 幼保連携型認定こども園教育・保育要領[全文]
巻末資料④ 全国保育士会倫理綱領[全文]
※本書掲載の課題の解答は書籍内にはありません。