内容紹介
保育内容の「健康」領域の基本と、「要領」「指針」「教育・保育要領」の
「ねらい」と「内容」を実践事例からわかりやすく解説!
2017年告示、要領、指針、教育・保育要領に対応した最新改訂版!
「幼稚園教育要領や保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領(以下、教育・保育要領)を読むのは苦手」―このような苦手意識をもつ人は多いのではないでしょうか。
実際に幼稚園教育要領や保育所保育指針、教育・保育要領は比較的むずかしい表現を用いずに書かれています。しかし、掲載された内容を解説書などを手がかりに精読してみると、極めて多岐にわたる内容が詰め込まれているということがわかります。
本書は保育者を目指す学生のみなさん、そしてよりよい保育を志す現場の保育者の方を対象として書かれたものです。幼稚園教育要領や保育所保育指針、教育・保育要領に掲載された「健康」領域の内容を読みこなすために必要な知識や情報を具体的な事例をベースに構成しております。
本書の前半のPART1では「健康」領域を理解するために必要な内容や情報をできるだけ細かく、ていねいに取り扱っています。
後半のPART2では具体的な事例を中心にして「ねらい」と「内容」から「健康」領域を理解できるよう解説しました。できるだけ読みやすくわかりやすい表現で説明することに加え、最新のデータや知見を提示しました。
子どもと保育者が未来をつくっていく―「健康」とは「生きる力」の源であり、未来をつくる原動力です。
本書を読まれることによって、幼稚園教育要領や保育所保育指針、教育・保育要領の特に「健康」領域に対する理解が深まれば幸いです。
目 次
Part1 子どもと「健康」について学ぼう
第1章 「健康」について学ぼう
§1 「健康」とは何だろう
§2 健康の定義について
§3 保育者にとっての健康
§4 子どもにとっての健康
§5 領域「健康」とは何だろう
第2章 子どもの発達を学ぼう
§1 子どもの身体機能の発達
§2 子どもの心の発達
§3 発達と基本的生活習慣の確立
1.健康的な生活リズムとは
2.現代の子どもたちの生活リズム
3.睡眠のメカニズムと特徴 眠りのホルモン「メラトニン」
第3章 子どもの生活を学ぼう
§1 子どもの園生活
§2 園生活と遊び
§3 戸外環境を生かす
§4 戸外で行う行事や活動
§5 子どもの生活を支えるために
第4章 安全管理と安全教育について学ぼう
§1 安全管理の必要性
§2 安全教育の実際
第5章 健康を守るガイドラインや保健計画を学ぼう
§1 幼児期運動指針と動きの獲得
§2 保健計画
§3 感染症ガイドラインと保育者の罹患歴などの確認
§4 食育基本法と食育
Part2 「ねらい」と「内容」から保育内容・領域「健康」を学ぼう
第1章 幼稚園教育要領 保育所保育指針 教育・保育要領から保育内容を学ぼう
§1 保育の目的と目標
§2 「育みたい資質・能力」「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」について
§3 保育内容と領域について
第2章 保育所保育指針 教育・保育要領 乳児保育の「ねらい」と「内容」から学ぼう
第3章 幼稚園教育要領 保育所保育指針 教育・保育要領の「ねらい」から学ぼう
ねらい①1~3歳未満児 明るく伸び伸びと生活し、自分から体を動かすことを楽しむ。
3歳以上児 明るく伸び伸びと行動し、充実感を味わう。
ねらい②1~3歳未満児 自分の体を十分に動かし、様々な動きをしようとする。
3歳以上児 自分の体を十分に動かし、進んで運動しようとする。
ねらい③1~3歳未満児 健康、安全な生活に必要な習慣に気付き、自分でしてみようとする気持ちが育つ。
3歳以上児 健康、安全な生活に必要な習慣や態度を身に付け、見通しをもって行動する。
第4章 幼稚園教育要領 保育所保育指針 教育・保育要領の「内容」から学ぼう
§1 領域「健康」の「内容」とは
§2 領域「健康」の基盤となるもの
1~3歳未満児 内容① 保育士等の愛情豊かな受容の下で、安定感をもって生活をする。
1~3歳未満児 内容② 食事や午睡、遊びと休息など、保育所における生活のリズムが形成される。
1~3歳未満児 内容③ 走る、跳ぶ、登る、押す、引っ張るなど全身を使う遊びを楽しむ。
1~3歳未満児 内容④ 様々な食品や調理形態に慣れ、ゆったりとした雰囲気の中で食事や間食を楽しむ。
1~3歳未満児 内容⑤ 身の回りを清潔に保つ心地よさを感じ、その習慣が少しずつ身に付く。
1~3歳未満児 内容⑥ 保育士等の助けを借りながら、衣類の着脱を自分でしようとする。
1~3歳未満児 内容⑦ 便器での排泄に慣れ、自分で排泄ができるようになる。
3歳以上児 内容① 先生や友達と触れ合い、安定感をもって行動する。
3歳以上児 内容② いろいろな遊びの中で十分に体を動かす。
3歳以上児 内容③ 進んで戸外で遊ぶ。
3歳以上児 内容④ 様々な活動に親しみ、楽しんで取り組む。
3歳以上児 内容⑤ 先生や友達と食べることを楽しみ、食べ物への興味や関心をもつ。
3歳以上児 内容⑥ 健康な生活のリズムを身に付ける。
3歳以上児 内容⑦ 身の回りを清潔にし、衣服の着脱、食事、排泄などの生活に必要な活動を自分でする。
3歳以上児 内容⑧ 幼稚園における生活の仕方を知り、自分たちで生活の場を整えながら見通しをもって行動する。
3歳以上児 内容⑨ 自分の健康に関心をもち、病気の予防などに必要な活動を進んで行う。
3歳以上児 内容⑩ 危険な場所、危険な遊び方、災害時などの行動の仕方が分かり、安全に気を付けて行動する。
巻末資料 幼児期運動指針(全文)
巻末資料 世界保健機関憲章(前文:日本語訳・英文)
巻末資料 全国保育士倫理綱領(全文)
第1章 「健康」について学ぼう
§1 「健康」とは何だろう
§2 健康の定義について
§3 保育者にとっての健康
§4 子どもにとっての健康
§5 領域「健康」とは何だろう
第2章 子どもの発達を学ぼう
§1 子どもの身体機能の発達
§2 子どもの心の発達
§3 発達と基本的生活習慣の確立
1.健康的な生活リズムとは
2.現代の子どもたちの生活リズム
3.睡眠のメカニズムと特徴 眠りのホルモン「メラトニン」
第3章 子どもの生活を学ぼう
§1 子どもの園生活
§2 園生活と遊び
§3 戸外環境を生かす
§4 戸外で行う行事や活動
§5 子どもの生活を支えるために
第4章 安全管理と安全教育について学ぼう
§1 安全管理の必要性
§2 安全教育の実際
第5章 健康を守るガイドラインや保健計画を学ぼう
§1 幼児期運動指針と動きの獲得
§2 保健計画
§3 感染症ガイドラインと保育者の罹患歴などの確認
§4 食育基本法と食育
Part2 「ねらい」と「内容」から保育内容・領域「健康」を学ぼう
第1章 幼稚園教育要領 保育所保育指針 教育・保育要領から保育内容を学ぼう
§1 保育の目的と目標
§2 「育みたい資質・能力」「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」について
§3 保育内容と領域について
第2章 保育所保育指針 教育・保育要領 乳児保育の「ねらい」と「内容」から学ぼう
第3章 幼稚園教育要領 保育所保育指針 教育・保育要領の「ねらい」から学ぼう
ねらい①1~3歳未満児 明るく伸び伸びと生活し、自分から体を動かすことを楽しむ。
3歳以上児 明るく伸び伸びと行動し、充実感を味わう。
ねらい②1~3歳未満児 自分の体を十分に動かし、様々な動きをしようとする。
3歳以上児 自分の体を十分に動かし、進んで運動しようとする。
ねらい③1~3歳未満児 健康、安全な生活に必要な習慣に気付き、自分でしてみようとする気持ちが育つ。
3歳以上児 健康、安全な生活に必要な習慣や態度を身に付け、見通しをもって行動する。
第4章 幼稚園教育要領 保育所保育指針 教育・保育要領の「内容」から学ぼう
§1 領域「健康」の「内容」とは
§2 領域「健康」の基盤となるもの
1~3歳未満児 内容① 保育士等の愛情豊かな受容の下で、安定感をもって生活をする。
1~3歳未満児 内容② 食事や午睡、遊びと休息など、保育所における生活のリズムが形成される。
1~3歳未満児 内容③ 走る、跳ぶ、登る、押す、引っ張るなど全身を使う遊びを楽しむ。
1~3歳未満児 内容④ 様々な食品や調理形態に慣れ、ゆったりとした雰囲気の中で食事や間食を楽しむ。
1~3歳未満児 内容⑤ 身の回りを清潔に保つ心地よさを感じ、その習慣が少しずつ身に付く。
1~3歳未満児 内容⑥ 保育士等の助けを借りながら、衣類の着脱を自分でしようとする。
1~3歳未満児 内容⑦ 便器での排泄に慣れ、自分で排泄ができるようになる。
3歳以上児 内容① 先生や友達と触れ合い、安定感をもって行動する。
3歳以上児 内容② いろいろな遊びの中で十分に体を動かす。
3歳以上児 内容③ 進んで戸外で遊ぶ。
3歳以上児 内容④ 様々な活動に親しみ、楽しんで取り組む。
3歳以上児 内容⑤ 先生や友達と食べることを楽しみ、食べ物への興味や関心をもつ。
3歳以上児 内容⑥ 健康な生活のリズムを身に付ける。
3歳以上児 内容⑦ 身の回りを清潔にし、衣服の着脱、食事、排泄などの生活に必要な活動を自分でする。
3歳以上児 内容⑧ 幼稚園における生活の仕方を知り、自分たちで生活の場を整えながら見通しをもって行動する。
3歳以上児 内容⑨ 自分の健康に関心をもち、病気の予防などに必要な活動を進んで行う。
3歳以上児 内容⑩ 危険な場所、危険な遊び方、災害時などの行動の仕方が分かり、安全に気を付けて行動する。
巻末資料 幼児期運動指針(全文)
巻末資料 世界保健機関憲章(前文:日本語訳・英文)
巻末資料 全国保育士倫理綱領(全文)